【観光】サービス科学で観光客の増加をはかる

地域の課題

観光

千歳市には国内有数の利用客数を誇る新千歳空港がありますが、それらの利用客は飛行機を降りると千歳市を素通りして周辺の観光地や札幌などに移動してしまいます。

千歳市の観光資源・イベント

観光資源
  • 支笏湖
  • 千歳水族館
  • 道の駅サーモンパーク千歳など
イベントと来場者数
  • 支笏湖氷濤まつり(来場者数:23万人)
  • 千歳基地航空祭(来場者数:5万2千人)
  • インディアン水車まつり(来場者数:3万2千人)
  • 千歳JALマラソン(来場者数:1万2千人)など

観光

観光

観光

観光

SNCプロジェクトのアプローチ

ちとせデジタルブック

千歳市には万の単位で集客しているイベントがあります。
SNCプロジェクトでは、それらのイベントにおいて顧客の満足度を上げることにより、参加者やリピーターをデジタルブックなどを利用して増加させることを検討しています。
デジタルブックは、スマートフォンやタブレットなどの情報端末で閲覧できるデジタルデータの書籍のことで、紙の本をめくるように読むことができ、360°を見渡せるVRなどの導入も可能なため、より多くの情報を直感的に得ることができます。
リピーターを増加させるためには感情的満足を高める必要があります。
サービス科学を用いてそれぞれのイベントで提供されるサービスを分析することで、リピーター増加につなげることを検討しています。

観光

観光

観光

観光

【観光】人間工学に基づく公共施設のデザイン

地域の課題

観光

空港や駅は国内外の来訪者が最初に訪れる場所です。これらの公共施設は観光客に街の第一印象を与える場所でもあります。千歳市をユニバーサルで持続可能な街にするために、国籍、年齢、障がいに関わらず、多様な利用者が空港や駅などの公共施設・設備をストレスなく利用できるようにしていくことが大切です。

全国有数の乗降客を誇る新千歳空港

千歳空港乗降客
  • 2271万人:全国5位 うち国際線328万人
JR駅乗車人員
  • 新千歳空港駅87,429人/日:道内2位
  • 千歳駅16,121人/日:道内8位

観光

観光

SNCプロジェクトのアプローチ

案内誘導サインの改善

JR千歳駅のバスターミナルは、東口と西口の2箇所に分かれていますが、駅の構造上の問題から、それらのバスターミナル間を移動するためには複雑な経路を辿る必要があります。千歳市では,JR千歳駅構内の出口付近に利用者の行き先に応じて各バスターミナルへ誘導するための案内板を設置していましたが、わかりづらいとの利用者からの意見が少なくありませんでした。
 そこで、人間工学的観点および人間中心設計の概念に基づいて千歳駅の案内板のデザインを行いました。まず、現状の案内板の問題点を探るため、シナリオ法に基づいた移動のシミュレーション実験を実施し、被験者の注視点・発話プロトコル・パフォーマンスを記録・分析しました。その結果、「利用者のニーズにあった情報が案内板に欠如している」、「案内板の内容の理解が難しい」などの課題が明らかとなりました。それらの情報から、全ての案内板の様式を統一し、ピクトグラムを取り入れた案内板を試作しました。場所によっては、3次元的なイラストを用いて曲がり角を明示するなどの工夫も行いました。試作した案内板の仮設後、実験的評価と改善を繰り返し、現在はこのプロジェクトでデザインした案内板が実際にバス乗り場の案内に使われています。新千歳空港のパウダールームや授乳室の案内表示、ターミナルガイドや千歳市内バスマップも人間工学に基づいた同様の改善を行っています。

観光

観光

観光

【教育】先進的なICT活用教育とプログラミング教育

地域の課題

教育

情報通信技術(ICT)が社会に普及し、デジタル教科書など教育指導自体にも情報通信技術が活用されるようになりました。さらに、その技術を使いこなすスキルを子ども達に教育することも求めれており、“プログラミング教育”などの情報教育が小学校の段階からカリキュラムに導入されることになりました。このような“教育の情報化”により、教育現場と子ども達をとりまく環境はここ数年で急激に大きく変化しています。この変化に即応し、最先端の教育環境・教育内容の整備を千歳市でも進めるには、教育現場と子ども達を多面的にサポートする活動が必要です。

eラーニングを中心とした教育の連携体制

小中高校生向けのeラーニング「eカレッジ」を市内の子ども達へ提供する中で、教育に関わる協力体制が大学と教育委員会の間で構築されてきました。教材の開発には地元の小中学校で教鞭をとる教員にも協力いただき、数学・理科をはじめとする教育現場に必要な教材が整備されています。

教育

教育

SNCプロジェクトのアプローチ

①先進的なICT活用教育

千歳科学技術大学での研究成果を用いて、小中高校生向けのeラーニングとその利用環境をより先進的なものへと発展させています。具体的には、子ども達の学習経過をつぶさに測定し、ひとりひとりの理解度にあわせた難易度の学習ができる適応型のテスト・トレーニング機能の実現や、これを使って学校の機材と自宅のタブレット/スマートフォンでの学習を隔たり無くつなげるモバイル化を行い、千歳市内や道内の教育現場での実践を始めています。これらの開発や実践には大学生プロジェクトチームも実際に参加しており、学生の地域との交流や情報系の専門教育も兼ねています。

教育

②子ども向けプログラミング教育

2020年に必修化される小学校でのプログラミング教育の内容や、その後の中学・高校への発展を見据え、大学教員や学生が先生役となり、千歳市や近隣地域の子ども達がプログラミングを学べる教室を開催しています。環境・生体の情報を測定できる小型のコンピュータでプログラミングした内容を体感的に学べる内容や、ゲームを兼ねてコンピューティングの考え方を学べる内容の教材を用いて、小学校低学年から高校生まで幅広く学べる工夫をしています。今後は教育委員会と連係し、小学校の教育現場を支援する活動も検討しています。

教育

教育

ちとせプログラミング教室 参加申し込み

教育

【環境保全・産業】マイクロプラスチックによる環境汚染から水資源を守る

地域の課題

環境保全・産業

買い物袋などの使い捨てプラスチック容器は、分解されずにマイクロプラスチックとして河川や海を汚染しています。
千歳市が誇る水資源であう支笏湖や千歳川などを監視する必要があります。

千歳市が誇る水資源

環境省の湖沼水質ランキングで9年連続全国1位に選ばれた支笏湖、その支笏湖から流れ、天然のヤマメが泳ぎ、秋になれば多くのサケが帰ってくる千歳川は、千歳市が誇る美しく豊かな水資源です。 また、千歳市では環境省の「名水百選」にも選ばれた「ナイベツ川湧水」のを上水道の主水源としており、この「おいしい水」が飲料・菓子・食品メーカーが立地するきっかけのひとつにもなっています。 さらに豊富で良質な地下水も食品、電子部品・半導体など様々な企業のコスト低減に役立てられています。

環境保全・産業

環境保全・産業

SNCプロジェクトのアプローチ

マイクロプラスチック汚染の監視

現在、世界の河川、湖、海には1億トンもの不法投棄されたプラスチックが浮遊していると推定されています。肉眼で見える(5センチ以上の)マクロプラスチックは、動物が飲み込んだり体に絡みついたりするため野生生命を危険に晒します。また、マクロプラスチックは、磨耗および太陽光によって分解し、いわゆるマイクロプラスチックと呼ばれる小さな粒子を形成します。この小さな粒子は、有害な微生物の付着を招き、有害な化学物質を吸着し、内分泌かく乱物質の放出を引き起こすため一層脅威をもたらします。私たちは電子顕微鏡等を用いてこれらの監視を行っています。

環境保全・産業
環境保全・産業

支笏湖・山線プロジェクト
~ジオラマと鉄道模型と映像を使った王子軽便鉄道の復活~

支笏湖・山線プロジェクト

支笏湖から流れ出る千歳川には「山線鉄橋」と呼ばれる橋が架かっています。
明治41年から昭和26年まで、王子製紙苫小牧工場と支笏湖畔、さらには千歳川沿いの王子製紙第4発電所(千歳市水明郷)まで延長約40㎞を結び「山線」の愛称で親しまれた王子軽便鉄道に使われていたもので、当初は木橋だったものが大正13年に現在の橋に架け替えられました。
この橋は北海道内に現存する現役最古の鋼橋で、千歳市の有形文化財に指定され、朱色に塗られたその姿は今では周りの景観に溶け込み支笏湖のシンボルとなっています。
山線は製紙業の歩みを物語る産業遺産として、山線鉄橋とともに平成19年、国の近代化産業遺産群33に登録されたほか、平成30年には山線鉄橋が選奨土木遺産に認定されました。
支笏湖・山線プロジェクト実行委員会では、かつて王子軽便鉄道が敷設されていた苫小牧~支笏湖、それぞれの地域の歴史の中で、特に支笏湖の発展の礎となった山線の歴史をジオラマと鉄道模型と映像で再現し、その歴史的役割や先人たちの努力など、有形・無形の価値を現代に伝える展示施設を、支笏湖園地にある自然公園財団所有の既存施設を改修して整備しています。

SNCプロジェクトのアプローチ

情報システム工学科 曽我研究室では、支笏湖ビジターセンターで作成した「支笏湖・山線鉄橋」と当時の鉄道の模型(ジオラマ)を用いて、模型のVR画像を生成、作成したVR画像を再生できるデジタルガイドブックをまとめました。作成した模型とデジタルガイドブックは、2019年千歳・支笏湖氷濤まつりの来場者を対象に、模型の展示やデジタルガイドブックの観光資源としての可能性について調査に活用しました。
今後、模型についてはスケールアップを検討しており、展示の際に閲覧できるVR・AR映像の提供など様々な面での協力を予定しています。

支笏湖・山線プロジェクト

支笏湖・山線プロジェクト

支笏湖・山線プロジェクト

支笏湖・山線プロジェクト

支笏湖・山線プロジェクト実行委員会(令和元年6月現在)

【構成団体】 一般財団法人自然公園財団支笏湖支部、国立公園支笏湖運営委員会、支笏湖温泉旅館組合、支笏湖自治振興会、支笏湖まつり実行委員会、支笏湖漁業協同組合、支笏湖小学校 PTCA、支笏湖恵岳会
【事務局】 一般財団法人自然公園財団支笏湖支部
【協 力】 環境省支笏洞爺国立公園管理事務所、千歳市、千歳市教育委員会、一般社団法人千歳観光連盟、千歳の観光を考える会、公立千歳科学技術大学地域連携センター、苫小牧市、苫小牧市美術博物館、苫小牧市立中央図書館、王子製紙株式会社苫小牧工場、苫小牧風の会、支笏湖観光事業協同組合、小樽市総合博物館、一般社団法人シーニックバイウエイ支援センター、北海道鉄道観光資源研究会、サッポロ大通りまちづくり株式会社、札幌コムモデル、支笏湖地区パークボランティア連絡会

千歳バーガープロジェクト~鶏卵生産量北海道1 位の千歳のご当地グルメを世界へ~

千歳バーガープロジェクト

千歳バーガーは、北海道で1番の鶏卵生産量を誇る千歳の卵のPR と、地産地消による地域貢献を目指し、2014年に誕生したご当地グルメです。
千歳市内の飲食店が各店オリジナルの千歳バーガー開発を行い、2019年は20店舗で販売されています。
千歳バーガーの認定条件は「千歳産の卵を使ってはさむ、包む、巻くこと」。最近では、卵にプラスしてヒメマスやチーズ、小麦やそば粉など、千歳の特産食材を生かしたバーガーが増えています。
正当派のハンバーガーだけでなく、ジェラートやフルーツなどを使ったスイーツバーガーや、意外な食材を使用したバーガー、見た目も楽しめるバーガーなど、各店が個性豊かな「千歳バーガー」を展開しています。

SNCプロジェクトのアプローチ

情報システム工学科 曽我研究室では、北海道斜里高等学校、札幌国際大学との合同プロジェクトとして、千歳バーガーを利用した地域観光促進をICTサービスを利用してより効果的に進めることができることを実証するスマホアプリシステムの構築を行っています。
実際の現場・商品の確認、そこから見える課題の認識、その改善点と実現可能性の把握を行い、スマホアプリ作成を通じて、課題をクリアすることで、豊かな顧客体験を実現するサービスの実現を目指しています。

千歳バーガープロジェクト

千歳バーガープロジェクト

千歳バーガープロジェクト

千歳バーガープロジェクト

【構成団体】 一般財団法人自然公園財団支笏湖支部、国立公園支笏湖運営委員会、支笏湖温泉旅館組合、支笏湖自治振興会、支笏湖まつり実行委員会、支笏 湖漁業協同組合、支笏湖小学校 PTCA、支笏湖恵岳会
【事務局】 一般財団法人自然公園財団支笏湖支部
【協 力】 環境省支笏洞爺国立公園管理事務所、千歳市、千歳市教育委員会、一般社団法人千歳観光連盟、千歳の観光を考える会、公立千歳科学技術大学 地域連携センター、苫小牧市、苫小牧市美術博物館、苫小牧市立中央図書館、王子製紙株式会社苫小牧工場、苫小牧風の会、支笏湖観光事業協同組合、 小樽市総合博物館、一般社団法人シーニックバイウエイ支援センター、北海道鉄道観光資源研究会、サッポロ大通りまちづくり株式会社、札幌 コムモデル、支笏湖地区パークボランティア連絡会

千歳バーガープロジェクト

公立千歳科学技術大学、札幌国際大学、北海道斜里高等学校、千歳バーガー協議会