地域連携センターとは

公立千歳科学技術大学地域連携センターは、本学の研究・教育成果を地域に普及・還元し、本学の活動の認知を広げることを目的に、2019年4月、公立化と共に設置されました。
「地域の知の拠点としての事業」「産業振興事業」「教育機関との連携事業」「地域での学生の活動」を主軸に、地域のステークホルダーと協力し、広く活動を展開していきます。

ごあいさつ

公立千歳科学技術大学・地域連携センターでは、地域の課題を発見し、解決の糸口を探り、地域に役立つ成果を実践・検証することで、地域と大学との橋渡しをしています。例えば、高校との連携教育を支援したり、本学の学生組織「理科工房」が地域へ理科実験授業を提供したりしています。また、地域連携センターには、幅広い専門知識を活用し地域の課題を解決する技術相談窓口もあります。

千歳地域には縄文遺跡が多く、2021年には「キウス周堤墓群」が世界文化遺産に登録されました。また千歳市は、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「千歳市ゼロカーボンシティ」の実現を目指すことを2022年に宣言しました。本学の地域連携センターにおいても、本学の高等教育機関としての役割を果たすべく、縄文時代からの風土や自然と共生してきた人々の歴史に学びながら、公平で誠実な科学的見地に基づく生物多様性の維持・回復、さらに本学が培ってきた基盤技術に基づく循環型社会の実現、ならびに産業振興と市民生活の質向上を実現させる「スマート・ネイチャー・シティ(SNC)ちとせ」構想の実現に向けた取り組みを、地域のステークホルダーの皆様と共に進めていきます。

地域連携センター長 小林 大二

地域連携センター長 小林 大二

主な業務

特別講演・公開講座等

著名人や専門家、研究者をお招きし、最先端のテーマについて語っていただく「特別講演」(千歳光科学国際フォーラム特別講演会)を年1回、本学教員が講師を務める「公開講座」を年数回開催しております。
この他にも「オープンサイエンスパーク千歳」および「タウントーク」を年数回開催しております。
これらの講演、公開講座等は入場無料で市民の皆様はどなたでもご参加いただけます。

特別講演・公開講座 オープンサイエンスパーク千歳 タウントーク

技術相談等

公立千歳科学技術大学は知の拠点として大学の知見を活かし、様々な地域の課題に取り組みます。

専任の技術コーディネーターが地域の皆様からのご相談を受け付けております。
いただいた相談内容に沿った研究を行う教員とのマッチングを行い、学術的見地からアドバイスをするお手伝いをいたします。
「技術依頼」「共同研究」「受託研究」「奨学寄付金」についてご依頼ください。

技術相談等 研究シーズ集

連携ネットワーク

千歳市内における行政機関・高等教育機関・経済団体等が連携し、地域が抱える課題解決に向けて取り組むとともに、構成員相互の情報共有や協力により、地域社会の活性化や産業の振興などを図ることを目的として「連携ネットワーク」を立ち上げました。
本ネットワークでは、構成員相互の情報交換・情報共有、高等機関等による市民向け連携公開講座の開催などを検討していきます。

構成団体
  • 千歳市
  • 北海道千歳リハビリテーション大学
  • 日本航空大学校
  • 千歳商工会議所
  • 千歳観光連盟
  • 千歳青年会議所
  • 自然公園財団(支笏湖ビジターセンター)
  • 千歳市社会福祉協議会
  • 千歳青少年教育財団
  • 千歳市町内会連合会
  • 千歳市体育協会
  • ちとせ環境と緑の財団
  • 国立公園支笏湖運営協議会
  • ホトニクスワールドコンソーシアム(PWC)
  • 一般社団法人まちライブラリー
  • チトセコ
  • 公立千歳科学技術大学
(本学を含め17団体/2024年2月時点)

講師・講演依頼

自治体等で開設する一般向け教養講座や、企業・団体等の職員・会員向け研修講座など、各種講座の企画・コーディネートや講師派遣について対応いたします。

教育機関との連携等

学生プロジェクトグループで小中学校の総合的な学習の時間などを利用して実施する理科実験授業や、市内のイベント、青少年のための科学の祭典などに参加する「理科工房」やプログラミングを学びたい・体験したい子ども達に向けて開催している「ちとせプログラミング教室」などを行っています。

理科工房 ちとせプログラミング教室

お問い合わせ先

公立千歳科学技術大学 地域連携センター担当

住所 〒066-8655
千歳市美々758番地65
研究棟2F E207
TEL・FAX 0123-27-6192

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