SNCちとせ

SNCちとせとは、Smart Nature City ちとせの略で、千歳市がもつ“豊かな自然がもたらす生態系サービス”(水・緑・温泉)を生かした“持続可能なまちづくり”に向けて、様々なステークホルダーと連携し、ものづくり、観光、資源・エネルギー開発、環境保全、福祉・医療、インフラ整備、教育、コミュニティなど千歳市が抱える課題を抽出し千歳科学技術大学が持つICTなどの科学技術の活用による解決を図ることで、自然環境との共生を可能にする持続可能な循環型地域としての『スマートネイチャーシティちとせ』構想を実現・展開し、環境、経済、社会の統合的向上による自律的好循環を目指した地域創生へと繋げていきます。

SNCちとせ

千歳科学技術大学の
取り組み例(2019年度)

義務教育向けCBT教材の作成と実証評価

教育の情報化に関連した教育改革に応じて、北海道でも義務教育課程でのタブレット活用や授業内外での学びの重要性が意識されるようになってきました。本事業では、こうした背景に基づき、千歳市教育委員会及び北海道教育委員会と連携して、義務教育向けCBT教材(適応型学習教材)の作成と実証評価を行いました。

学生主導による地域の小中高校生向けプログラミング教室

千歳市内の小学生を中心とした子ども達がプログラミングを体験することや、コンピューティング概念について学習できる「ちとせプログラミング教室」を2019年度中7回開催し、延べ245名の子どもと186名の保護者に参加いただきました。
加えて、千歳市教育委員会や地元の小学校からの要請に伴い、令和2年度から小学校段階の新学習指導要領にて本格導入されるプログラミング教育にむけた授業実践および教員研修を実施しました。

市民と共に作るデジタルプロジェクト2019:デジタルワークショップ

大学が取り組む研究・教育について具体的なテーマを通して地域の方に分かりやすく伝えるイベントとして「タウントーク」を開催しました。「タウントーク」は地域が抱える課題を共有し、その解決に向けて一緒に考える場でもあると捉え、主な会場は大学のキャンパスではなく、市民のアクセスを考慮して、「まちライブラリー@ちとせタウンプラザ」などを利用しました。2019年度はICT関連をテーマに4回実施し,合計来場者数は110名を数え、多くの市民の方に参加いただきました。

消費者の視点から見た持続可能なパッケージのための人間工学的検討

包装には内容物を維持した状態で消費者の手に渡るように製品に適した様々な形状があります。しかし包装の中には消費者が力を入れても開かない場合や開けづらいものがあります。本研究では、消費者のパッケージの利用状況を踏まえた上で、包装を開封する際の筋電図を利用した開封性の評価手法を提案し、その評価結果から、開封性に影響を及ぼす要因を明らかにしました。

オープンサイエンスパーク千歳

「オープンサイエンスパーク千歳」は、産官学の協力のもとに様々なステークホルダーと共同で、持続可能な千歳市の街づくりを考える、地域におけるサイエンス・コミュニケーションの場として2018年度より定期的に開催しています。
2019年度は、~持続可能なパッケージングからインバウンド、国土強靭化~の主題のもと、トランスサイエンスを実践する“地域社会の対話の場”として下記の4つのサブテーマに関するイベントを企画開催するとともに、本学キャンパスにおいて小・中学生を対象とした「こんなにすごい!!身近な生き物たち」を開催しました。

SNC可視化プロジェクト

本研究では、スマートネイチャーシティちとせ(SNC)構想を千歳市民に認知してもらうことで、本学の教育・研究活動に理解と協力が得られるようになることを目的とし、活動しています。 2019年度は特設サイトの構築やポスター・ちらしなどのアピール素材の制作、SNCのロゴマークの商標登録作業を行いました。

IT技術入学式in千歳

本プロジェクトでは、実務的観点でのインターネット運用技術者の啓蒙・発掘を目的として、Unix/Linuxの操作技術を学ぶ講習会や操作技術を情報セキュリティに活用する講習会を実施しました。また、これらの講習会の学習成果を発揮するイベントとしてセキュリティ競技会の開催も行い、さらにセキュリティ実務に関連したセミナーも開催しました。

支笏湖デザインプロジェクトにおけるコンテンツに関する研究

当プロジェクトでは、地域社会において、AR(拡張現実)とそのコンテンツ表現の効果の可能性を研究しました。
特に観光地域のマネジメントに関する課題の中には「地域が観光客に提供するサービスなどの開発及び品質管理が不十分」であるとの指摘がありますが、当プロジェクトでは本学および地域のステークホルダーによるARなどのコンテンツが観光客に質の高いサービスを提供することを目指しました。

ハスカップ農園のITサポート

「農園の観光化に向けた常時遠隔監視・生育観察に必要な種々のデータ収集」、「枝選定技術の注視点解析・技術伝承のためのアーカイブ化」、「自動草刈ロボット等農作業の機械化やハスカップ加工をサポートするIoTプラットフォームの検討」といった「スマート農園向けICT基盤技術」の研究開発を推進し、地元農園の運営効率化・高度化への貢献を目指しています。

地域連携センターHPコンテンツ作成

大学の各種活動をブランド化するために、地域連携センターのWEBサイトを構築し、情報の発信とアーカイブを開始しました。本サイトにはSNCの活動はもとより、公開講座や研究成果など市民と関わりあう活動などを広く全般に網羅して掲載します。
また、地域連携センターHPなどを通じて寄せられる地域のステークホルダーから様々な依頼や要望などの対応状況を管理するため、データベースシステムを構築し、依頼元、対応教職員、対応状況などの情報を最新化するとともにアーカイブ化を行いました。

産官学による厳寒期における移動式仮設住宅の日常的整備に基づく性能評価に関する研究

アーキビジョン21社の移動式ハウス「スマートモデューロ」を用いて、厳寒期における移動式仮設住宅の性能評価と、災害対策を意識した準備に基づく移動式仮設住宅の利用に関する情報の収集を行いました。 当プロジェクトは千歳市総務部危機管理課を含む産官学の取り組みとして実施され、厳寒期の同種製品の災害時使用における性能評価は例がなく、地元大学である本学が産官学で行う研究として意義深いものがありました。

オープン
サイエンスパーク千歳

オープンサイエンスパーク千歳

地域の様々な課題を、最終的に解決するのは企業や市民です。
千歳科学技術大学では、2017年よりサイエンスコミュニケーションの場として「オープンサイエンスパーク千歳」を、千歳水族館およびまちライブラリー@千歳タウンプラザで開催しています。
様々なステークホルダーとの共同による「街づくり」施作の提言を考える場を目指しています。

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