2021 vol.3 タウントーク をオンラインで開催しました

Date:2021.07.01

2021年度3回目のタウントークは6月24日(木)に開催された。第2回は新型コロナによる緊急事態宣言のため、スタジオでのZoomトークを中止し、ネットから直接講演する方式に変更したが、今回は会場を大学の研究室(E106)に戻し、コロナ対策としてデスクに透明のシールド等も設置して開催した。今年度からBigBlueButton(BBB)という方法からZoomによる配信に変更したが、今回も同様の手法で実施した。 今回のタウントークでは30人の方が視聴された。現在タウントーク登録ユーザー数は80名であるが、本年度から参加希望者は申し込みフォームへの申請という方式に変更している。その理由はZoomによる視聴はタウントークサイトに依存しないためである。この方式を採用することで、今後より多くの方が視聴できると考えている。 19時開催、60分という設定で、オンライン・ライブトーク形式で行ったが、録画したデータはストリーミングサーバ(Vimeo)にアップして、オンディマンドで視聴できる仕組みを設定し、タウントーク終了後、配信を開始した。 第3回のタウントークタイトルは、「どうなる未来社会?!人工知能(AI)で世界が変わる」であった。ゲストスピーカーの奥野氏は、最初にAIの概要やディープラーニングの仕組みを説明し、次にAIとビッグデータを利用した取り組みを支笏湖を事例に紹介した。温泉街エリアの入場者予測や支笏湖面の鏡面発生検知は具体的、且つ実践的であるため参加者の関心は高かった。 次回7月29日(木)開催の第4回タウントークは「英国と北海道のフットパスから見える地域をより楽しむ観光戦略」をテーマに、英国発祥のフットパスについて、ピーターラビットで有名な湖水地方の取り組みも紹介しながら、通訳・翻訳者の小田高史氏が講演する予定である。