【活動報告】2022 vol.4タウントーク を開催しました

Date:2022.11.02

第四回タウントークは「縄文ロマンをスマートに発信:デジタルとアナログの融合を考える」と題し、10/27(木)にまちライブラリーで開催しました。 8月から9月にかけて調査した祝梅川矢島遺跡について、ゲストスピーカーである千歳市埋蔵文化財センターの直江氏からは「土坑墓群は縄文時代後期後葉で、周堤墓と同じ時期と推測されており、廃絶した竪穴住居後の円形の窪みを利用して土坑墓群が意図的に配置されている」など非常に興味深い解説がありました。 曽我教授からは、貴重な遺跡データの保存方法や、そのデータを利用した情報の発信手法が紹介されました。誰でも簡単に利用できるAR画像の説明では、実際に祝梅川矢島遺跡のAR画像を会場で再現し、そのスケールに参加者から驚きの声があがりました。 現在、埋蔵文化財センターと共同開発を行っているガイド案内音声ツールに関する説明もあり、キウスでボランティアガイドとして活動している方からは、「この音声ガイドツールの有効性を認識しており、次年度に向けてインバウンドを対象とした多言語型ツールの感性を期待している」とのコメントが寄せられました。 次回第5回タウントークは12月22日(木)19:00を予定しています。 動画アーカイブはこちら