2025年度 第3回タウントークを開催しました!

Date:2025.10.03

2025年度 第3回タウントークを開催しました!
2026年に開港100周年を迎える新千歳空港。その節目に向けて、「千歳市空港開港100年:その未来予想図を考えよう!」をテーマに、空港の現状と未来についての講演が行われました。
登壇したのは、千歳市企画部空港政策課 空港調整係長 兼 主査(空港開港100年記念担当)の甲木洋実氏と、北海道エアポート株式会社 新千歳空港事業所 管理部総務課 地域共生担当の徳中利安氏です。
まず甲木氏は、新千歳空港の現状について以下の3点を中心に説明しました。
  • 空港の規模と機能
  • JRなど公共交通機関とのアクセス状況
  • 自衛隊基地や工業団地など空港周辺の環境
さらに、令和6年度の乗降客数や24時間運用の現状を踏まえ、今後の課題と空港の未来ビジョンについても語られました。
続いて徳中氏は、旅客ターミナルビルの概要と、全国的にも注目されている商業施設について紹介。環境への取り組みとして、冬季に除雪で集めた雪を冷房に活用する「雪冷熱エネルギー」の仕組みも解説されました。
また、中期事業計画における7つの重要テーマの中でも、「観光の付加価値化・新たな来道需要の創出」や「DX(デジタルトランスフォーメーション)/GX(グリーントランスフォーメーション)」に関する取り組みは、特に注目を集めています。
質疑応答では、国際エアカーゴ基地を目指した24時間運用における発着枠の拡大、商業施設を活用した空港観光の可能性、駐車場の利便性など、多岐にわたる質問が寄せられました。
新千歳空港は、今後さらなる飛躍が期待される空港です。空港観光をはじめとする地域とのつながりも深く、今後の取り組みに大きな注目が集まっています。
 

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