デジタルワークショップ ~タウントーク vol.3~を開催

Date:2019.11.30

 11月27日(水)にまちライブラリーを会場にして第3回タウントークを開催した。参加人数は25人であった。テーマは「AR・VR、ドローンの異空間インパクト」である。AR・VR、そしてドローンの映像を融合させた MR(Mixed Reality)と呼ばれる体感型情報発信は全く新しい情報発信手法で、迫力や臨場感が絶大である。今回5Gの時代を見据えて、2020年以降の近未来の発信手法がどうのようになるかをゲストスピーカーのトークを中心に行なった。  最初に司会の川名氏がMR時代がどこまで到来しているか、Magic LeapやHololensの事例を映像を紹介しながら解説した。そして、アップルが提供しているARKits2の”凄さ”とその実力も紹介した。また、これまでアナログの代表として認識されている本という媒体にデジタル情報を詰め込んだ事例を「月へ、人類史上最大の冒険」というAR情報付きの新しい本の形も紹介した。参加者はアプリをダウンロードすることで、写真(3Dを含む)、映像、テキスト、音声が本から飛び出す様子を見て ”異空間インパクト” を体験した。  次に池田氏がVRの現状や今後の活用事例を説明し、実際にOculusというVRヘッドセットを利用して参加者に体験を促した。PCやスマホもいらない自立型空間で体験するVR映像も参加者には大きな異文化インパクトとなった。また、アップルのARKits2で制作したAR作品は観光やビジネスでの可能性を感じさせるもので、参加者の学びの意識を高めた。支笏湖デザインプロジェクトのために制作したコンテンツも迫力があり、リアルな世界とバーチャルな世界が融合した映像に感嘆の声を上げていた。  映像作家の馬場氏は映像とVRの融合で見える異文化の可能性を作品と通して紹介し、参加者は実際にオキュラスVRヘッドセットでそのすごさを体験した。  公立千歳科学技術大学の曽我氏は12月3日(火)に開催される”支笏湖デザインプロジェクト発足記念講演会” の概要やコンセプト、今後目指す方向性等を説明した。その中で、プロジェクトのオリジナルロゴやNational Park部門でCool Japan Award 2019を受賞した支笏湖の景観に関しての紹介も行なった。また、このタウントークでは10月にドローン撮影した支笏湖の秋をプロジェクターに投影して、空から見える支笏湖の素晴らしさを参加者に”体験”して頂いた。  今回のタウントークはエッジの効いた内容が多く、参加者の満足度も非常に高いものとなった。参加者の中にはARやVR等を認知症等のサポートで利用可能か確認するために来られた方が2名いた。また、札幌からは高校でアートを担当する先生も参加していた。地域開催のタウントークを通して多彩な分野の方々とのネットワークが構築され、その輪が確実に広がっている。このようなネットワークから大学が目指す地域連携の活動がさらに深まるものと確信している。  次回のタウントークは2020年1月29日(水)である。テーマは「5Gの時代が到来!」。令和2年の幕開けには相応しいテーマであると考えている。