【教育】先進的なICT活用教育とプログラミング教育

Date:2019.03.31

地域の課題

教育

情報通信技術(ICT)が社会に普及し、デジタル教科書など教育指導自体にも情報通信技術が活用されるようになりました。さらに、その技術を使いこなすスキルを子ども達に教育することも求めれており、“プログラミング教育”などの情報教育が小学校の段階からカリキュラムに導入されることになりました。このような“教育の情報化”により、教育現場と子ども達をとりまく環境はここ数年で急激に大きく変化しています。この変化に即応し、最先端の教育環境・教育内容の整備を千歳市でも進めるには、教育現場と子ども達を多面的にサポートする活動が必要です。

eラーニングを中心とした教育の連携体制

小中高校生向けのeラーニング「eカレッジ」を市内の子ども達へ提供する中で、教育に関わる協力体制が大学と教育委員会の間で構築されてきました。教材の開発には地元の小中学校で教鞭をとる教員にも協力いただき、数学・理科をはじめとする教育現場に必要な教材が整備されています。

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SNCプロジェクトのアプローチ

①先進的なICT活用教育

千歳科学技術大学での研究成果を用いて、小中高校生向けのeラーニングとその利用環境をより先進的なものへと発展させています。具体的には、子ども達の学習経過をつぶさに測定し、ひとりひとりの理解度にあわせた難易度の学習ができる適応型のテスト・トレーニング機能の実現や、これを使って学校の機材と自宅のタブレット/スマートフォンでの学習を隔たり無くつなげるモバイル化を行い、千歳市内や道内の教育現場での実践を始めています。これらの開発や実践には大学生プロジェクトチームも実際に参加しており、学生の地域との交流や情報系の専門教育も兼ねています。

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②子ども向けプログラミング教育

2020年に必修化される小学校でのプログラミング教育の内容や、その後の中学・高校への発展を見据え、大学教員や学生が先生役となり、千歳市や近隣地域の子ども達がプログラミングを学べる教室を開催しています。環境・生体の情報を測定できる小型のコンピュータでプログラミングした内容を体感的に学べる内容や、ゲームを兼ねてコンピューティングの考え方を学べる内容の教材を用いて、小学校低学年から高校生まで幅広く学べる工夫をしています。今後は教育委員会と連係し、小学校の教育現場を支援する活動も検討しています。

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