タウントーク Vol.2をオンラインで開催
Date:2020.08.31
8月26日(水)に2020年の第2回タウントークを開催した。
本年度は新型コロナの影響のため対面型卜一クは不可能となり、第1回目のタウントークと同じく、大学の研究室からオンライン形式で実施した。
前回登録した方や新規に事前登録した方が参加できるクローズド型の環境で実施し、約25人の方が視聴された。
19時開催、60分という設定で、ライブトーク形式で行ったが、仕事等で参加できない人のために、今回も録画したデータをオンディマンドで視聴できる仕組みを設定し、タウントーク終了後、配信を開始した。
第2回タウントークのタイトルは、「ニューノーマル時代の担い手、3Dプリンターを知ろう」であった。
ゲストスピーカーに3Dプリンターを扱っていらっしゃる株式会社DDM北海道の寺山昌史氏から3Dプリンターの歴史や利用方法、そして現在ビジネス等で使用されている現場の事例をご紹介頂いた。その中で新型コロナが蔓延し、感染対策グッズが不足する事態の時に、迅速に3プリンターを利用て感染対応マスクやフェースシールド等が作られた事例は3Dプリンターの持つポテンシャルの高さを示すものであると述べた。
また、大量生産時代から個々の顧客ニーズに対応した商品開発が求められる時代に3Dプリンターが果たす役割の大きさにも言及した。
本学でも3Dプリンターを導入し、教育や研究での使用が開始されている。商品開発は企画から製造、そしてマーケティングまで見据えた戦略が必要である。
3Dプリンターを利用した地域の課題解決やSDGsを意識した取り組みの成果を期待したい。
次回のタウントークは9月24日(木)を予定している。「高齢化、過疎化が進む地域におけるICTを利用した課題解決」をテーマに、ソフトバンク社からゲストを迎える予定である。