公立千歳科学技術大学 地域連携センター

9月24日（木）に2020年の第3回タウントークを開催した。 今回も第1回、第2回のタウントークと同じ大学の研究室からオンライン形式で実施した。前回登録した方や新規に事前登録した方が参加できるクローズド型の環境で実施し、約30人の方が視聴された（現在の登録ユーザー数は63名）。19時開催、60分という設定で、ライブトーク形式で行ったが、今回も録画したデータをオンディマンドで視聴できる仕組みを設定し、タウントーク終了後、配信を開始した。 第3回タウントークのタイトルは、「高齢化、過疎化が進む地域におけるIoTを利用した課題解決」であった。ソフトバンク5G＆IoT部門のゲストスピーカーである奥山氏から生産部門での最新のIoT情報を提供して頂き、その技術や仕組みを利用した地域での課題解決報を議論した。 例えばIoTセンサーを利用した高齢者の“見守り”技術はすぐにでも利用できるものであった。また、各地で実証実験が始まっているMaaSを利用した交通手段は今後最注目すべきテーマであることが分かった。 今回のタウントークで得た情報は、地域の課題解決を考えるという点では限定的なものであるが、利用手法を深めることで多様な課題解決提案ができるという可能性を示した。 次回のタウントークは10月29日（木）である。「ニューノーマル時代の新たな教育手法」をテーマに熱い議論を展開する予定である。