【活動報告】2022 vol.1 タウントーク を開催しました
Date:2022.07.07
6月30日(木)19時から20時の1時間、2022年度第1回タウントークをオンラインで開催しました。
ゲストスピーカーの浅野氏は最初に、凸版印刷株式会社の持つ5つのコアテクノロジーの一つ「情報加工テクノロジー」を利用してどのように紙を含めた多様な情報をデジタルアーカイブ化するかを説明しました。その中で情報資産の課題である①資料の劣化、災害時の消失に備える、②資料を活用して資産価値を高める、③情報管理による業務効率化の重要性を述べ、次に、地方創生や観光に関連するデジタル化の事例として、東京の丸の内に作ったNIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHを紹介しました。
デジタルとアナログを融合したこの共生・発信スペースは ”産学官の人々が集い、繋がり、日本の文化・伝統を継承し、新しい観光コンテンツの価値を共に築き上げる空間になる” と説明しました。
各地域が持つ「地方創生」文化・観光資産をNIPPON GALLERYのようなアナログとデジタルを融合した施設に集約することができると、各地域が ”ワン・オブ・ア・カインド” と呼ばれる魅力的でユニークなコンテンツを発信できることになります。タウントークの後半では、今後多様な場面で利活用が予想されるメタバースに関して事例を紹介しながら説明してくださいました。
公立千歳科学技術大学では、すでに凸版印刷が利用するARやVRの技術を使い、千歳市埋蔵文化財センターと連携して縄文や観光の課題解決を研究している研究室もある。今後は凸版印刷などの企業や千歳市と本学が連携した文化財DX時代の研究活動を積極的に展開して欲しいと願います。
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