2023年1月7日から15日の間、千歳市民ギャラリーにて「アルステクネ展覧会in千歳 hue[色相]」が開催されました。
厚真町在住アーティストnatte氏の瑞々しい感性と、本学青木教授の科学的知見からの芸術性がコラボした、千歳市では珍しい本格的なアート展である本展では、来場者が自由に作品に触れながら鑑賞することが出来る、体験型の展示が行われました。
本展のコンセプト「みて さわって あそぼう」の通り、館内では子供たちが走り回り、楽しそうな空気が大人も子供も笑顔にしていきます。
青木先生の作品の一つに、「音で絵が変化していく」ものがあり、激しく楽器を鳴らすほど画面が変化していき、やがてひとつの作品になっていきます。
natte氏の作品も、絵具の凹凸に触れてみたり、並び方を変えてみてみたり、、様々な角度から想像を巡らせることで作品を鑑賞することができます。
展示物に触れあうことで、見る人それぞれの千差万別な体験が出来上がり、それが作品となっていく、まさしく市民ギャラリーという場所そのものが一つの作品となったようでした。
今回の展示では、チトセコ主催のワークショップ「いらなくなったものでスタンプを作っちゃおう」も同時開催されました。
思い思いに作り上げたでこぼこのスタンプを、自由な気持ちで押してみる。そうして出来上がったものからまた空想をめぐらせる。。こちらもまた、廃材からイマジネーションを膨らませる非常に楽しい体験を提供してくださいました。
沢山の来場者の方々とこうした思い出を共有することは、地域貢献という観点からも非常に素晴らしい機会であったと感じます。
また、これからもこうした芸術に触れる機会が増えることを祈っております。(2023/1/20 加筆修正)