公立千歳科学技術大学 地域連携センター

2024年2月28日（水）18時～19時、北ガス文化ホール視聴覚室を会場に、「次世代エアモビリティセミナー」が開催されました。

このセミナーは千歳市が主催し、第5回タウントークと共催という形で実施されました。メインテーマである「空飛ぶクルマ」について、(株)日本政策投資銀行 産業調査部 兼 航空宇宙室 調査役の岩本 学氏、日本航空(株)エアモビリティ創造部の山本 健太氏にそれぞれ講演していただきました。

効率的な移動輸送手段として期待されている次世代エアモビリティ「空飛ぶクルマ」は、災害時の救援物資輸送や、地域の交通などに活用することを目指しています。
従来のヘリコプターとの違いとして、クリーンエネルギー・省エネ・自動化によるヒューマンエラーの排除が特徴となっています。
一方で社会実装には課題が多いという状況がありますが、2025年の大阪万博で「未来社会のショーケース」として空飛ぶクルマを運行することを予定しており、これを契機に浸透することが期待されています。

講演後は、第5回タウントークとコラボレーションしたトークセッションを実施しました。
ゲストと参加者との質疑応答を通して、次世代エアモビリティ実現のためのさまざまな課題～開発製造、インフラ整備等～が垣間見え、SF映画などで見るような「空飛ぶクルマ」の実現には時間がかかりそうに思えます。
次世代エアモビリティの普及に向けて、産・官・学・金の連携によるチームプレーをキーワードに、今後の動向に注目です。

※今回、動画の公開はありません