2025年度 第4回タウントークを開催しました!

Date:2025.12.01

2025年度 第4回タウントークを開催しました!

2025年度第4回タウントークは、11月26日(水)18:00〜19:30に、まちライブラリーを会場としたハイブリッド形式で開催しました。ゲストスピーカー3名にご登壇いただき、合計90分のプログラムで、会場17名・オンライン11名の計28名にご参加いただきました。

【内容】
今回のテーマは「国際交流とダイバーシティ社会を考えよう!」。3名のゲストスピーカーから、国際交流の現状や多様性社会についてさまざまな視点が紹介されました。

まず、千歳市観光スポーツ部交流推進課 国際交流係の隅田博文さんより、市内の在住外国人の状況や国際交流の取り組みについてお話しいただきました。在住外国人は令和4年から令和6年の2年間で1.6倍に増加し、今後も増える見込みであることから、日本語学習の環境整備など迅速な対応の必要性を指摘されました。また、千歳市の国際交流は、米国アンカレジ市(56年)、中国長春市(21年)、ノルウェー・コングスベルグ市(37年)と長い歴史があり、特にアンカレジ市とは2026年1月の短期留学に向けて準備が進んでいるとのことでした。

次に、アンカレジ市から長期留学中のジャズミン・ウィスィーさんが登壇。千歳高校での学びを通して感じた日米の文化や習慣の違い、そしてダイバーシティの時代における国際交流の大切さについて語っていただきました。
ミャンマー出身で介護のお仕事に携わるメイ・トゥアウンさんからは、千歳市での生活の印象や介護現場での経験についてお話しいただき、参加者は熱心に耳を傾けていました。

最後に、本学の地域連携センターより、大学の国際化の取り組みについて紹介しました。本学は第2期中期目標の中で、「グローバルで先進性の高い理工系大学」をミッション・ビジョンとして掲げ、MOU締結の推進、学生の海外派遣、留学生受け入れなどを積極的に進めています。また、国際化を支える体制として、令和7年に連携推進課が設置され、令和8年には国際センターが新たに立ち上がる予定です。

グローバル化が進み、多様な背景を持つ人々が共に暮らす社会へと変化する中で、“国際交流”はますます重要な役割を担っています。職場や学校、そして日々の生活の中で、互いに敬意と思いやりを持ち、DEIの考え方を共有しながら、千歳市がより素晴らしいダイバーシティ社会へと発展していくことを期待しています。

 

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