公立千歳科学技術大学 地域連携センター

7月30日（月）、31日（火）に「オープンサイエンスパーク千歳　～こんなにすごい!!身近な生き物たち」が開催されました。 30日は市内小中学生5名を含む総勢19名が参加し、サケのふるさと千歳水族館の学習室で講演会が行われました。千歳水族館の菊池館長、旭川医科大学の室崎先生、北海道総合博物館の大原先生らから様々な生物の生態についてお話をいただいた後、本学の平井講師による超撥水性や超親水性などに関する講義と体験実験を行いました。講義の合間には千歳水族館内のバックヤード見学、魚の餌やり体験も行われ、生物の仕組みなどについて学びました。 31日は天候にも恵まれ、小中学生8名を含む総勢23名が参加して千歳科学技術大学研究棟周辺や千歳湖などで昆虫採集を行いました。千歳湖周辺には事前に国立科学博物館の野村先生や本学昆虫研究会のメンバーが予めトラップを仕掛けており、ノコギリクワガタやアオコガネムシ、ハネカクシなどが採集されました。その後は、大学設備である電子顕微鏡や実体顕微鏡、虫眼鏡で昆虫の表面を見比べてみたりしながら観察しました。参加した小中学生はたくさんの昆虫を持ち帰ることができました。