タウントーク Vol.7をオンラインで開催
Date:2021.03.29
3月25日(木)に2020年度第7回のタウントークを開催した。
会場はこれまでと同じ大学の研究室(E106)を利用し、コロナ対策としてデスクに透明のシールドも設置した。事前登録した方が参加できるクローズド型の環境で25人の方が視聴された。(現在の登録ユーザー数は80名)
19時開催、60分という設定で、オンライン・ライブトーク形式で行ったが、今回も録画したデータをオンディマンドで視聴できる仕組みを設定し、タウントーク終了後、配信を開始した。
第7回目のタイトルは、「MaaSが我が町にやってくる!」であった。ゲスト・スピーカーとしてMaaS事業を全国で推進しているMONET Technologies株式会社の山本氏が東京から講演した。全国で行われている実証実験や導入事例の紹介、そして現在日本で展開されているMaaSの現状とその”未来予想図”に関して詳細な説明があった。高齢化や過疎化の問題に直面している人口約5万の町で取り組んでいるオンディマンド型MaaSの事例や、MaaSと異業種が一緒に取り組むBeyond MaaSの新たなサービス創造のあり方では参考になる点が多かった。また、持続可能なMaaSの取り組みで必要となる財政面の仕組みづくりでは、畜産を利用したバイオ発電プラントの事例に関心が集まった。
次回のタウントークは4月26日(木)である。「医療現場から見えるコロナ禍時代の備え」をテーマに、千歳の診療所でお仕事をしている方をお迎えして熱い議論を展開する予定である。