「ワインと観光」トークショーを開催しました

Date:2019.02.25

まちライブラリー千歳@千歳タウンプラザにて「ワインと観光」に関するトークショーを行いました(PWC観光クラスター、千年科学技術大学・札幌国際大学学術協定事業、SNC関連事業)。
当日は会場の皆さんとワインと観光について考えてみました。

まず最初に、札幌国際大学大学院生で中国からの留学生でいらっしゃる夏 立(シャー・リー)さんに、ご自身の修正論文のテーマから中国のインバウンドに見るワインと観光について20分のショートプレゼンテーションをおねがいいたしました。
夏さんからは、中国におけるワインの産地の現状などの紹介や、北海道インバウンドに行ったアンケート(富良野、小樽、余市)の結果などを紹介して頂きました。
アンケートからは上海周辺で所得レベルの高い地区から50%以上の観光客が来ていることや、そのうちの8割が初めて北海道に来たインバウンドであり、リピーターは18%ほど、半数以上が女性であることなどの貴重なデータを紹介してくださいました。
その中で北海道のワインは値段が高く、また航空会社が持ち込み量を制限しているなどの実情も紹介してくださいました。また、北海道のワインと観光に向けて、北海道ワインツーリズム、ブランドマーケティング、体験マーケティング、ネットマーケティング、ビデオマーケティング、グリーンマーケティングなどのマーケティング提案をしてくださいました。

次に、千歳ワイナリーの三澤社長にショートプレゼンをお願いいたしました。
社長は先日イギリスにいらっしゃったのですが、個人的(曽我)にはイギリスと言えばスコッチのイメージで、ワインの実情を存じ上げなかったのですが、実は、発信力のあるジャーナリストはイギリスにいたりするなど、今や世界の中のイギリスであるとのことを教えて頂きました。
偶然、今回のイベントの後、日経新聞でも日本からイギリスへのワイン輸出が過去10年で4倍に増えたと紹介されていました。
そんな中、夏さんもおっしゃっていましたが、世界的に考えても産地表示が重要であるとのことで、北海道もGI表示ができるようになったとのことでした。これがなかなか厳格な視点、例えば、産地に帰せられる特性には官能的味わいや化学的成分などなど、を元に定義されていることもわかりました。他にも千歳ワイナリー社独自の取り組みなど、数値を交えて紹介して頂きました。

最後に、札幌国際大学観光学部長の川名先生も交えて、会場の皆さんとフリートークを行いました。中には、ワインの産地表示を世界的に考えると、北海道という地域では広すぎるのではないか、とか、現在の中国人インバウンドは高い品質や自然を求めているなどの深掘りができました。

集まっていただいた皆様も、ワインの話となると熱を帯びるようで、最後は時間が足りなくなりました。
ぜひ、今後も継続していきたいと考えています。ご参加いただいた皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

当日の様子