【千歳学ノート vol.7】命とくらしを守るまちづくり -“いつもの便利”と“もしもの備え”-

Date:2019.10.11

今年も本学が開催する国際会議「CIF」の時期が来た。通算20回目をむかえる。近年は「SNC(スマート・ネイチャー・シティ)ちとせ」セッシヨンを設け,千歳市民の皆様と,この町の未来について考える場を設けている。今年のテーマは「命とくらしを守るまちづくり -“いつもの便利”と“もしもの備え”-」である。私達は常に自然の脅威と折り合いをつけていかなければならない。“いつもの便利”と“もしもの備え”とは,「日常」と「非日常」を言い換えたものだ。

「非日常」だけに備えるのは難しく,「日常」とのバランスの取り方が鍵となる。アイデアは様々なところにある。前回の「ゆのみ」で紹介し,今年のCIF/SNCセッションでお話しいただく,アーキビジョン21社の丹野社長らの「スマートモデューロ」と呼ぶムービングハウスがある。日常時は普通の家屋や事務所などとして用い,非日常時はトレーラーで被災地に移動して仮設住宅などとして用いる。先日,私達が始めた「タウントーク vol.1」(まちライブラリー@千歳タウンプラザ,9月26日)で取り上げた「ドローン」もそうだ。日常時は景観の撮影や施設,設備の保全監視を行ないつつ,非日常時は遭難者の捜索に用いることもできる。

CIF20は10月14日,ホテルグランテラス千歳にて。SNCセッションは午後1時25分〜,入場無料。ぜひお越し下さい。

公立千歳科学技術大学 教授 曽我聡起

出典:千歳民報コラム「ゆのみ」(2019年10月7日号)
※この記事は千歳民報社の許可のもとに転載しております。

【千歳学ノート vol.7】命とくらしを守るまちづくり -“いつもの便利”と“もしもの備え”-